
100均で手軽に買える多肉植物。見た目が可愛くて、つい連れて帰りたくなりますよね。
でも、いざ育ててみると「あれ、なんか元気がない…」「なんで枯れちゃったの?」と不安になることも。
実は私も、はじめて100均で多肉植物を育てたときにいろんな失敗を経験しました。
この記事では、初心者がやりがちな“ありがちミス”を5つピックアップし、それぞれに対する解決策もセットでわかりやすく解説します。
ちょっとしたポイントをおさえるだけで、多肉植物はぐんと育てやすくなりますよ!
100均多肉植物でよくある失敗5選とその解決法
❌ 失敗①:買ってすぐ植え替えずにそのまま育てる
💡 原因:水はけが悪いビニールポットのまま管理しているため
100均で売られている多肉植物は、基本的に輸送向けの黒ポット+汎用培養土に植えられています。
この状態のままだと通気性が悪く、根腐れのリスクが高まります。
✔ 解決法:できれば購入当日〜翌日には植え替えを!
素焼き鉢や小さな陶器鉢、専用の多肉植物用土に入れ替えるだけでグッと育ちやすくなります。
❌ 失敗②:毎日水やりしてしまう
💡 原因:観葉植物感覚で頻繁に水をあげてしまう
多肉植物は乾燥地帯出身の植物。基本的に、水は「乾いたらたっぷり」が鉄則です。
毎日霧吹きしたり、水やりをしてしまうと、根が常に濡れて腐ってしまうことも。
✔ 解決法:土が完全に乾いてから、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと
季節によって調整を:
- 春秋→7~10日に1回
- 夏→10~14日に1回
- 冬→月1でもOK(断水気味)
❌ 失敗③:日当たりが強すぎて葉焼けする
💡 原因:直射日光にいきなり当ててしまう
「日光が好き=強い光を当てれば元気に育つ」と思ってしまいがちですが、100均の多肉はハウス栽培されており、直射日光に弱い場合もあります。
✔ 解決法:最初の1週間は半日陰→徐々に慣らすのが◎
レースカーテン越しや午前中のやさしい日差しで「日光慣れ」させましょう。
❌ 失敗④:風通しが悪くて蒸れてしまう
💡 原因:室内のこもった空気・湿気がたまりやすい場所に置く
湿度が高いと、多肉植物の大敵であるカビ・根腐れ・虫の発生につながります。
特に100均の小さな鉢は空気がこもりやすく、梅雨や夏場に弱りやすい傾向が。
✔ 解決法:風通しのよい場所に置く/ときどき窓を開けて換気を
扇風機の風を間接的に当てるのも効果的です。
❌ 失敗⑤:寒さに当ててしまい、弱る or 枯れる
💡 原因:冬場に外気にさらされてしまう/窓際が意外と寒い
特に100均で売られている種類は、寒さに弱いものが多め。
5℃以下になると葉がしぼんだり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。
✔ 解決法:寒い季節は室内の暖かい場所へ避難!
夜間の冷え込みが厳しい日は、窓辺ではなくテーブルの中央などに移動させると◎
失敗しながら学べばOK!100均多肉は“やり直せる”のが魅力
私も何度か失敗を経験しましたが、100均だからこそ「またチャレンジしよう」と思えました。
価格が手ごろなので、失敗を恐れずに育てる楽しさを味わえるのが最大の魅力です。
ちょっとずつコツをつかめば、同じ品種でもぐんぐん育ち、葉が色づいたり、子株が出てきたりする楽しみも待っています。
「枯らしてしまった…」と落ち込まず、「どうすればよかったんだろう?」と一歩ずつ学んでいくことが、グリーンライフの第一歩です。
まとめ|100均多肉を育てるなら「失敗前提」でOK
育ててみないとわからないことばかり。だからこそ、多肉植物は奥が深くて面白いんです。
特に100均多肉は、気軽に始められて、何度でもやり直せる存在。
今回ご紹介した5つの失敗ポイントに気をつけながら、自分のペースで楽しんでみてください。
うまく育てばもちろん嬉しいし、もし失敗しても次につながる学びになります。
植物との暮らしは、小さな気づきの連続。まずは1鉢から、あなたもチャレンジしてみませんか?
コメント