東京ディズニーランドに行ったことがある方なら、一度は乗ったことがあるであろう「ウエスタンリバー鉄道」。
アドベンチャーランドの奥にあるこのアトラクションは、蒸気機関車に乗って、西部の大自然や動物たちを見ながら旅する列車型ライドです。
列車に揺られながら、のどかな景色を楽しんでいると――
突然、暗いトンネルに入って、そこにはまさかの恐竜の世界が広がります!
「え?どうして急に恐竜?」「西部開拓と関係あるの?」と、不思議に思った人もいるのではないでしょうか?
この記事では、ウエスタンリバー鉄道に恐竜が登場する理由や場所、種類、トリビアまで、わかりやすく解説していきます。
これを読めば、次に乗るときの楽しみがぐっと深まること間違いなしです!
ウエスタンリバー鉄道に恐竜が登場するのはなぜ?
なぜ恐竜?トンネル内に突然現れる理由とは
ウエスタンリバー鉄道は、その名前の通り「西部開拓時代のアメリカ」をイメージした世界を巡る汽車です。
その中で、突然「恐竜の世界」へタイムスリップするのは、とても大胆な演出ですよね。
実はこの恐竜シーン、アメリカのディズニーパークにも同じような演出があり、東京ディズニーランドでもその流れを引き継いでいます。
西部開拓の旅に出かけていたはずが、暗いトンネルを通ることで、まるで時空を超えて太古の時代へ飛んだような体験ができる――
それが、**ディズニーが大切にしている「物語のある冒険体験」**なのです。
ただ景色を見るだけでは終わらせない。
乗っているゲストに「えっ!?何が起こったの?」というワクワクと驚きを届けるための、重要な演出なのです。
恐竜の演出はディズニー映画「ファンタジア」が元ネタ?
このトンネルの恐竜演出は、1940年に公開されたディズニー映画『ファンタジア』の中の1シーンを参考にしていると言われています。
ファンタジアでは、音楽に合わせていろいろな物語が描かれますが、その中に「太古の地球」を舞台にした恐竜のエピソードがあります。
火山が噴火し、大地が割れ、恐竜たちが生き抜こうとする姿――
まさに、ウエスタンリバー鉄道の恐竜トンネルにそっくりなんです。
「ファンタジア」を観たことがある方なら、きっと「これってあのシーンじゃない?」と気づくはず。
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恐竜はどこにいる?ウエスタンリバー鉄道のトンネル演出を解説
恐竜はどちら側に見える?座席のおすすめはココ!
恐竜が登場するのは、トンネルの中盤あたり。
突然あたりが暗くなって「えっ、なにこれ?」と思っていると、目の前に大きな恐竜が現れます。
特に注目なのは、右側の座席です。
ティラノサウルスとステゴサウルスの戦いのシーンは、右側に座っていると正面に近い位置で見ることができます。
左側に座っても見えますが、どうしても視線が斜めになるため、迫力を楽しみたいなら断然右側がおすすめ!
▶関連記事:ウエスタンリバー鉄道のルート解説&座席おすすめガイド
ガラス越しに見える理由とは?スモークと光の演出に注目
恐竜のシーンでは、「ガラス越しに見える」という声もありますが、実際にはガラスはありません。
あれは、スモーク(蒸気)とライティングの技術によって立体感を出しているんです。
スモークがゆらめき、照明が効果的にあたることで、奥行きのある“恐竜の世界”が演出されているんですね。
ディズニーのこういった細かい工夫、本当にすごいです。
恐竜は何種類?ウエスタンリバー鉄道で出会える恐竜たち
ティラノサウルスとステゴサウルスの迫力シーン
トンネル内で登場する恐竜は主に2種類です。
・ティラノサウルス(どう猛な肉食恐竜)
・ステゴサウルス(背中に骨板のある草食恐竜)
この2体が戦っているようなシーンは、大人も子どもも思わず「おおっ」と声を上げるほどのインパクト。
リアルな造形と動きに、つい見入ってしまいます。
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恐竜が「怖い」と感じる理由と子どもが泣いてしまう対策
暗い空間で、突然大きな声と動きで迫ってくる恐竜たち。
子どもにとっては「ホラー」と感じてしまうこともあります。
「泣いちゃった」「怖くて目をつぶってた」という子もよくいます。
心配な場合は、左側に座る、前もって説明しておく、手を握っておくなど、ちょっとした工夫で安心できます。
ウエスタンリバー鉄道の恐竜演出はいつからあったの?
オープン当初から?恐竜登場シーンの歴史をひも解く
実は、恐竜のトンネル演出は1983年の開園当初からすでに存在していました。
つまり、40年以上も前から、ずっと多くのゲストに驚きとワクワクを与え続けている演出なのです。
昔からディズニーランドに来ていた方の中には、「子どものころに見て怖かった」という記憶を持っている人もいるかもしれませんね。
リニューアルで変わったことはある?
恐竜の種類や構成は昔のままですが、照明の明るさや音の演出が少しずつ調整されています。
最近では、よりリアルな質感や動きが強調されていて、「前よりも迫力が増した」という声も多いです。
昔の思い出と比べてみるのも面白いですよ。
ウエスタンリバー鉄道の恐竜がなぜ“あの場所”にあるのか
駅が存在しない理由と関係がある?
ウエスタンリバー鉄道には、途中で降りられる駅がありません。
これは、日本の鉄道法の関係で、複数駅があると正式な鉄道とみなされてしまい、運行に特別な許可が必要になるからなんです。
そのため、最初の駅からぐるっと一周して同じ場所に戻ってくる「周回タイプ」のアトラクションとなっています。
▶関連記事:ウエスタンリバー鉄道にはなぜ駅がないの?
鉄道なのに一周するのに駅がない不思議なシステム
途中下車がないからこそ、一連の旅を物語として楽しめる構成になっています。
「出発 → 西部の景色 → 恐竜の世界 → ジャングル → 無事帰還」という流れが、まるで一本の映画のように設計されているんですね。
その他のトリビア|アナウンスの声や車両数もチェック
アナウンスは誰が担当?ディズニーマニアも注目
ウエスタンリバー鉄道では、旅の雰囲気を盛り上げてくれる渋い男性の声のアナウンスが流れます。
この声の正体は公式に明かされていませんが、ナレーションの口調や言葉選びが心地よく、ファンも多いんです。
音声フェチな人にはたまらないポイントかも…!
ウエスタンリバー鉄道の車両数は何台?
このアトラクションでは、全部で4台の列車が使われています。
それぞれに機関車の名前があり、外観も微妙に違うので、鉄道ファンなら乗り比べてみるのも楽しいですよ。
同じテーマエリアにある「ジャングルクルーズ」はどこに?
ウエスタンリバー鉄道のすぐ近くには、「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」があります。
同じく“冒険”をテーマにしたアトラクションなので、セットで乗ると物語がつながって感じられます。
▶関連記事:ジャングルクルーズの見どころとコース紹介
最後に:ウエスタンリバー鉄道の恐竜演出をもっと楽しむコツ
ウエスタンリバー鉄道の恐竜は、「ただの景色」ではありません。
乗っているゲストを“物語の中に引き込む”という、ディズニーならではの演出です。
・右側の席に座る
・恐竜が出てくるタイミングをチェックする
・リラックスして景色を楽しむ
これらを意識するだけでも、体験の質が変わりますよ。
「また乗りたい!」「今度は子どもと一緒に楽しみたい」
そう思ったら、次のディズニー旅行の計画を立ててみましょう。
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ウエスタンリバー鉄道 恐竜 なぜ|10項目まとめ(1文ずつ)
- ウエスタンリバー鉄道では、トンネル内で恐竜の世界に入り込む演出があり、多くのゲストを驚かせています。
- 恐竜の登場は、西部の旅から太古の時代へと時空を超える“冒険体験”を表現するためのディズニーの演出です。
- このシーンは、ディズニー映画『ファンタジア』の恐竜の場面をモチーフにしたとも言われています。
- 恐竜はトンネル内の右側に登場するため、しっかり見たい方は右側の席を選ぶのがおすすめです。
- 演出では実際にガラスは使われておらず、スモークとライトで奥行きのある空間を演出しています。
- 登場する恐竜はティラノサウルスとステゴサウルスの2体で、まるで戦っているかのような迫力ある姿です。
- 恐竜がリアルすぎて怖がる子もいるため、事前に説明したり座席を工夫したりするのが安心です。
- 恐竜シーンは1983年の開園当初からあり、現在も多くの人にインパクトを与え続けています。
- ウエスタンリバー鉄道には駅が一つしかないのは、日本の鉄道法の関係で周遊型アトラクションとして設計されているからです。
- 恐竜の理由を知ったうえで乗ると、アトラクション全体の物語性や魅力がさらに深く感じられるでしょう。
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