「多肉植物ってかわいいけど、なんだか育てるのが難しそう…」
そんなふうに感じていませんか?
でも実は、100円ショップでも手軽にそろえられて、初心者でも始めやすいのが多肉植物の魅力。
わたし自身も100均で出会った「エケベリア」「デレッセーナ」、ちょっと珍しい「オトンナクラビフォリア」を育て始めたのがきっかけでした。
少しのスペースとちょっとしたコツがあれば、お部屋の一角にぷにっとした癒やし空間ができあがります。
この記事では、100均で揃うアイテムを使って、初心者でも失敗しにくい多肉植物の育て方や、実際に育てている品種の特徴などをご紹介します。
「多肉デビュー」の第一歩に、ぜひお役立てください🌿
100均で多肉植物を始めるメリットとは?
🌼 気軽に手に入る!初心者にぴったりの理由
多肉植物を育ててみたいと思っても、園芸店やネットショップでは意外とお値段が張るもの。
でも100円ショップなら、1鉢たったの100~300円程度で購入できるので、「ちょっと試してみたいな」という気持ちでも始めやすいのが大きな魅力です。
しかも、セリアやダイソーなどでは季節ごとにラインナップが変わるので、行くたびに新しい出会いが楽しめるのも嬉しいポイント。
私が最初に出会ったのも、ダイソーで見つけた「エケベリア」。そのまま数種類買い揃えて育てるうちに、すっかりハマってしまいました。
🌱 コスパ抜群!少ない予算で始められる
園芸に必要な鉢・土・霧吹き・スコップなどのアイテムも、すべて100均でそろえることができます。
つまり、1,000円以内で「多肉植物ライフ」が始められるということ!
実際に私も、「エケベリア」「デレッセーナ」「オトンナクラビフォリア」の3種類と、それぞれの鉢、底石や霧吹きなどをすべて100均で揃えました。
見た目もかわいく、育てていくうちにそれぞれに個性があってとても癒やされます。
☘️ どんな人におすすめ?向いている人・向いていない人
100均多肉がおすすめな人:
- 植物を育てるのが初めての人
- インテリア感覚で気軽に楽しみたい人
- お金をかけずに癒やしが欲しい人
逆にあまり向いていないかもしれない人:
- 「完璧な状態の苗がほしい」など品質に強いこだわりがある人
- 希少種やブランド苗が目当ての人
ただ、気軽に始めて楽しみながら学べるという点では、100均の多肉植物は本当に優秀なスタートラインです!
ではの魅力です♪
100均で揃う!多肉植物に必要なアイテム一覧

🌵 多肉植物そのもの(セリア・ダイソー・キャンドゥ)
まずは主役となる多肉植物。セリアやダイソーでは、小さなポット苗が100円〜300円(税込)で販売されています。
特におすすめなのは、私も育てている「エケベリア」。バラのように重なる葉が美しく、初心者にも育てやすい品種です。
また、ほんのり白い葉が上品な「デレッセーナ」や、コロンとした葉が個性的な「オトンナクラビフォリア」も、100均で手に入ることがあります。
お店によって取り扱い品種が異なるので、こまめに覗いてみるのがおすすめです!
🪴 鉢・プランター(素焼き鉢・陶器・ブリキなど)
100均の園芸コーナーには、見た目もおしゃれな鉢がたくさんあります。
多肉植物におすすめなのは「素焼き鉢」や「小さめの陶器鉢」。通気性がよく、水はけにも優れています。
ブリキのバケツ型や、木箱風のプランターも販売されていて、インテリアとしても映えるものばかり。
寄せ植えにもぴったりなサイズ感なので、組み合わせるのも楽しいです。
🪨 土と底石(多肉用でなくても代用可?)
多肉植物は「水はけ」が命。
ダイソーには「多肉植物・サボテンの土」という専用培養土が販売されています。初めてでも迷わず選べるので安心です。
また、鉢底に敷く「底石(軽石)」も必須アイテム。根腐れ防止のために、植える前に数センチ敷いておくのが基本です。
※セリアやキャンドゥでは園芸用の「小粒の軽石」が売られていることもあるので、合わせてチェックしましょう。
💧 水やりグッズ(霧吹き・スポイト)
水やりは「たっぷり→しっかり乾燥」のメリハリが大切。
100均には、細かい霧が出るスプレーボトルやスポイトが充実しています。
特に小さい鉢に植えた場合、霧吹きのほうが使いやすいことも多く、デザイン性のある容器もあるので、飾ってもかわいいアイテムとして人気です。
🛠 あると便利な小道具(ピンセット・スコップなど)
土を入れたり、苗を植え替えたりするのにあると便利なのが、小さな園芸ツール。
ダイソーでは「ミニスコップ・ピンセット・ブラシの3点セット」が売られており、コンパクトな作業にぴったりです。
ピンセットは枯れた葉を取り除いたり、寄せ植えの細かい調整にも役立ちます。
100均多肉植物の育て方・管理の基本
☀️ 置き場所はどこがいい?日当たりと風通しの確保
多肉植物は明るい場所が大好き。
室内で育てる場合は、直射日光を避けたレース越しの窓辺がおすすめです。
特にエケベリアやデレッセーナは日光に当てると色づきもよく、形もキュッと締まってきれいに育ちます。
ただし、夏場の直射日光は葉焼けの原因に。
その際は遮光ネットやカーテンで調整してあげましょう。
また、風通しも重要。湿気がこもると根腐れやカビの原因になるので、時々窓を開けて空気を循環させてあげると安心です。
💧 水やりのタイミングと量|やりすぎ注意!
多肉植物は乾燥に強く、水のやりすぎに弱い植物。
基本は「土がしっかり乾いてから、鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やり」をします。
目安は春・秋で7〜10日に1回程度。夏は蒸れやすくなるので控えめに、冬は断水気味でもOKです。
特に100均の小さな鉢は土の量が少ないため、乾きやすい反面、水のやりすぎが根腐れにつながりやすいです。
わたしは軽く葉を押してみて、ハリがないときに与えるようにしています。
🪴 土と鉢の組み合わせ方
多肉植物は**「水はけの良い土」と「通気性のある鉢」**の組み合わせが基本です。
100均で手に入る**素焼き鉢+多肉専用土+底石(軽石)**の組み合わせが理想。
底穴のない鉢は見た目は良いのですが、水が抜けにくくトラブルが起きやすいため、初心者には底穴ありの鉢をおすすめします。
⚠️ 育てるうえでの注意点(根腐れ、蒸れ、寒さ)
・根腐れ:最も多いトラブル。水のやりすぎに注意!
・蒸れ:夏の高温多湿に注意。風通しと遮光を意識。
・寒さ:冬場は5℃を下回ると種類によっては枯れることも。室内に取り込むと安心。
特にオトンナクラビフォリアは寒さにやや弱め。私は11月頃から室内に入れて管理しています。
初心者におすすめの100均多肉植物3選
100均にはいろんな多肉植物が並んでいますが、「かわいい!」だけで選ぶと意外と難しかったりします。
ここでは、実際に育てている経験も踏まえて、初心者でも育てやすい・見た目も魅力的な3種をご紹介します。
🌹 エケベリア|まるでバラのような美しさ
エケベリアは、バラの花のようにロゼット状に葉が重なるのが特徴。
色味も豊富で、淡いグリーンからピンクがかったものまで、種類によって印象がガラッと変わります。
100均ではとても人気で、よく見かける品種の一つ。
乾燥に強く、日光によく当てることでキレイな形を保てるので、窓辺など明るい場所がぴったりです。
私の家でも最初に迎えたのがエケベリアで、今でも元気に育っています😊
🍃 デレッセーナ|白みがかった葉が可憐
デレッセーナは、エケベリアの仲間で、全体にうっすらと白粉をまとったような淡い色合いが特徴の美しい多肉植物です。
100均で出会えたときは「これも100円!?」と驚くほどのおしゃれさ。
やや徒長しやすい一面はありますが、水やりに気をつけて、明るい場所に置けば問題なしです。
成長はゆっくりなので、あまり手をかけなくてもOK。初心者でも扱いやすく、見た目にも癒やされる一鉢です。
🌿 オトンナクラビフォリア|ぷっくり葉がユニーク
少し珍しいですが、ダイソーなどで出会えることもある「オトンナクラビフォリア」。
名前は長いけれど、ぷっくりした丸みのある葉がユニークで可愛い品種です。
私はこの子のコロコロした姿に一目惚れして連れて帰りました。
比較的丈夫ですが、寒さに弱いため冬場は室内管理が安心。葉が落ちても、春にまた芽吹いてくることもありますよ。
100均で出会えたらラッキーな存在です✨
まとめ|100均で「小さなグリーンのある暮らし」を
「植物を育てるのって、難しそう…」
そう思っていた私でも、100均で手に入れた多肉植物たちと出会ってから、暮らしにちょっとした癒やしの時間が増えました。
たった100円から始められるのに、目に見えて育っていく姿や、季節によって変化する色味、個性ある葉のカタチに心が和みます。
特にエケベリア、デレッセーナ、そしてオトンナクラビフォリアは、育てる楽しさと「眺める喜び」の両方をくれる存在です。
100円だからこそ、気軽に試せて、もし失敗しても次にチャレンジしやすい。
そんな気軽さが、植物との距離をぐっと近づけてくれます。
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